ワーキングマザーのマイペース育児記

夫&息子1人(2017年5月産)と暮らすアラサ―会社員が、マイペースに更新するブログです。 妊娠・育児期、Jazz、読書録、労働経済学(キャリア形成、女性の労働)、人事、グルメ、ミュージカルなど。雑多に、不定期に。

Best of 2017: 映画編

年を越えてしまったけど、2017年を振り返ろう企画第2弾。去年観た映画のうち、心に刺さったものを紹介していこうと思う。今回も前回同様、去年観たってだけなので、公開されたのは数年前のものも多い。

 

5位 バクマン。

少年ジャンプの「友情・勝利・努力」といった物をモチーフにした漫画やストーリーは苦手だけど、この映画はそれを逆手にとってうまくしてやられた感。比較的シンプルなストーリーなんだけど、描いた漫画が動き出したり、映像技術の活用の仕方も面白い。

 

バクマン。

バクマン。

 

 

4位 ラ・ラ・ランド

CMではハッピーな恋愛映画だと思わされたけど、実際はそんなことなかった。少し欝エンドかな。でも、多分それは人やその時の気分によって解釈が異なるので、何度か見たくなる。誰に感情移入するかでも変わってくると思う。ミュージカル映画だけあって、音楽も良い。

 

3位 SING

正直アニメーションを苦手としているんだけど、それでも良かった。内容はありがちな群像劇のサクセスストーリー。ヒット曲がうまーく使われてて、ミュージカルにまだあまり馴染みがない人とかにオススメしたい。

 

第2位 スター・ウォーズ/フォースの覚醒 

大好きなスター・ウォーズシリーズが帰ってきた(大好きすぎて、なかなか見れなかった)。エピソード4を彷彿させるような冒険モノで、旧作のファンを裏切らない内容になっている。その後のエピソード8は少し残念な感じだっただけに、7の良さが際立つ。何度でも見たいけど、DVD買うのは9まで出揃ってからにするかなー。

 

1位 シン・ゴジラ

 これも見るの遅れたけど、めちゃくちゃ良かった。今まで見た邦画の中で一番好き。思うに、今までの震災時の日本をうまく風刺しているわけですよ。実際にそんな場面があったかはわからないけど、「総理、ご決断を!」みたいな茶番がリアルなんだろうなぁと思わせてしまう。名優たちがほんの一瞬しか出てなかったり、かなり贅沢な使い方をしている場面もあり。これも何度でも見返したい作品。

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 

 

ちなみに、今この記事を書いていて発覚したのは、ほとんどの作品がAmazonプライム・ビデオで観れるということ。実際、私も妊娠〜育児で殆ど家を出ることができなかったので、NetflixAmazonプライム・ビデオで観た。特にNetflixのオリジナルはすごい。完成度高いし、面白いものが多い。

 

Best of 2017: 漫画編はこちら。

 

 

Best of 2017: 漫画編

2017年も終わりに近づいてきたので、今年の振り返りをしようじゃないかシリーズ第一弾。今年は、妊娠や育児の関係で外出が難しかったので、 Kindleミックスや漫画レンタルを利用して、未だかつて無い量の漫画を読んだ。その中で個人的に好きだったものベスト5について述べる。あくまでも私が「今年読んだ」というだけで、今年出た漫画では無い。

 

5位 本日のバーガー /  才谷ウメタロウ、花形怜

 ただただ、美味しそうなハンバーガーがストイックに紹介されていく漫画。ハンバーガーに特化しちゃって、3巻くらいで終わるんでしょ?と思ってたけど、現時点で7巻まで出てる。期間限定でも良いから、この漫画で出てくるバーガーを販売するお店が出来てほしい。よだれ止まらないので、深夜に読むのは危険。

本日のバーガー1 (芳文社コミックス)

本日のバーガー1 (芳文社コミックス)

 

 

4位 今日のヒヨくん 新米ママと天パ息子のゆるかわ育児絵日記 / やまもとりえ

数多く読み漁った育児漫画のうち、最も心に響いたのはコレ。単なる絵日記といえば絵日記なんだけど、見逃しがちな心の変化に気が付かせてくれる。絵が独特なのが、人によったら少しマイナスポイント?ほぼ毎日更新されるやまもとりえさんのインスタで、その後のママやヒヨくんについて知れるのも良い。

今日のヒヨくん 新米ママと天パな息子の ゆるかわ育児絵日記

今日のヒヨくん 新米ママと天パな息子の ゆるかわ育児絵日記

 

 

3位 波よ聞いてくれ / 沙村広明

なんだかヤバい漫画と出会ってしまった、という感じ。ストーリーがある意味ぶっ飛んでる。でも理路整然と進んで行く感じ。読みながらこの先何が起こるか、真剣にわからない。日常の非リアルなような現実といえば良いのかな。コレも読み手を選ぶ絵かもしれない。

 

2位 コウノドリ / 鈴ノ木ユウ

言わずと知れた、最近の名作。妊娠・出産に関して、数多くの病気を網羅し、片側の意見だけでなく、読む側に判断を委ねる形をしている。きっときちんと医学関係者にリサーチしているんだろうと思う内容も多く、エンターテイメントとしてだけでなく、勉強になる。ただ、これも絵がもうちょっと違ったらなぁと。サクラの髪型、なかなか真似出来ない感じでは無い。寝癖なのかな?あれを再現するドラマの綾野剛はなかなかすごい。

 

1位 宇宙兄弟 / 小山宙哉

なんでもっと早くこの漫画と出会わなかったんだろう、と悔やむほどの名作。宇宙飛行士という大きな夢を追うストーリーで、子供の頃からの夢を追っかけることの格好良さと泥臭さ、そのどちらも描かれている。多国籍な人間が出てきたり、スケールの大きな話が出てくるけど、話に振り落とされることなく、適度なドキドキと起承転結、笑いも込みで楽しく読み進められる。宇宙兄弟、何より気に入っているのが、本当に嫌なやつがいないこと。時々出てくる嫌なやつも、読み進めて行くと好きになってしまっている。あと社会問題も次々出てくるのも、なかなか面白い。息子に早期に読ませたい作品。

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)

宇宙兄弟(1) (モーニングコミックス)

 

 

5作選んだけど、ベスト10でも良かったかもしれない。他にもハマった作品や面白かった漫画もある。特に今年は、愛読していた東村アキコ東京タラレバ娘海月姫も、どちらも終わってしまったので、なんだか寂しくなってしまった。でも介護休業中だった銀の匙が再開したのは嬉しかったかな。年々、女性向け漫画よりおじさん向け漫画が好きになってきている気がする。

 

ちなみに、先週からキングダムを読み始めたところ。キングダム最新刊まで追いついたら、ランキング入ってたかもしれないなぁ。まぁ来年のランキングでも良い。


漫画レンタルは、DMMコミックスを利用しているのだけど、早いし、価格も悪く無いしこれからも使い続けると思う。強いていうと、最新作は一時的に品切れ傾向があるかな。まぁこれはどのレンタルサービスや漫画喫茶にいっても発生する事象だと思われる。

【育児】ベビーグッズの購入とレンタル その2

 その1に引き続き、ベビーグッズの購入とレンタルについて。

emmy-1027.hatenablog.com

■ベビーカー

ベビーカーについては、三輪のものに憧れがあった。狭い日本には不向き、重いとかのデメリットがあるのがわかっていても、あの形は魅力的だった。とはいえ、海外セレブに人気のバガブーは、10万超えるので、値段的に手が届かなかった。そこで選んだのが、国産アップリカの三輪ベビーカー「スムーヴ プレミアム」。平均的な値段に比べて少し高めだけれども、安定感、タイヤがパンクしないこと、小回りがきく仕様なこと、そして何より見た目がかっこいいこと。ほぼ迷うことなく、この商品を購入。ちなみに、実店舗で買うより、Amazon.comで買った方がポイント還元分だけお安く買えた。

 ■ベビー服

今回育児グッズをそろえる中で、一番楽しかったのは、ベビー服の購入。小さいサイズというだけで、なんでこんなにも可愛いんだろう。

ベビー服を買う上で、まず悩みのポイントは、国産を重視するか?ということ。私の母親は国産製品が好きな「国産教」なので、赤ちゃんの肌に触れるものは国産で無ければならないと刷り込まれていた。おそらく同じように思っている人は多いようで、アカチャンホンポのチラシや楽天に出店しているショップなどは、国産であることを売りにしているものも多かった。ただ、国産商品なだけで、そうでないものの1.5倍以上の値段がすることも多く、そこまでして国産商品を買うべきかは、お悩みポイントだった。私の子供は未熟児で産まれたこともあり、抵抗力が弱い。抵抗力が弱い子供に、肌触りが良くないものや薬品が多く使われている商品は良くないだろうと思い、少なくとも生後6か月頃までに肌に直接当たるものについては、国産で揃えた。 抵抗力が強くなってくる生後半年(修正でカウント)以降については、国産へのこだわりは薄れていくと思う。

ベビー服を作っているブランドは、想像以上に多かった。アカチャンホンポ西松屋のようなベビー用品メーカーだけでなく、ミキハウスやファミリアのような百貨店で扱われているメーカー、GAPやZARAのような外資系メーカー。その中でも、私のお気に入りは、ミキハウスとGAPとなった。ミキハウスが気に入ったのは、クマのデザインがかわいいこと。クマのキャラクター好きなので、全体的にミキハウスの商品に手が伸びる。また、GAPはファストファッションなだけあって、安い。セール時やアウトレットをうまく使うことで、驚くような値段でゲット出来る。しかも色がビビットで、目を引くデザインも多い。国産という括りでは無くなってしまうけれども、心が躍るデザインということで、主に生後半年後以降のものを購入済み。

■オムツ

オムツもぴんきりで、パンパース、メリーズ、ムーニー、グーンなど、大手メーカーからオリジナルブランドまで沢山の種類が出ている。諸事情もあって、悩むことなく、パンパースをチョイス。

パンパースの中でも、2つのラインナップがあり、一つが「はじめての肌へのいちばん」、もう片方が「パンパースさらさらケア」。前者の方が高機能だけど、高い。どうせならより良い品質をと思い、「はじめての肌へのいちばん」を使うことにしている。

ちなみに、お世話になっている桶谷式の先生曰く、肌トラブルのある子供用に、最終的にたどり着くのがパンパースなので、品質は間違いないとのこと。ムーニーやグーンについては、比較的容易にサンプルが手に入るらしいので、まずはいろんな種類試してみるというのも手。 

パンパース オムツ テープ はじめての肌へのいちばん S(4~8kg) 76枚

パンパース オムツ テープ はじめての肌へのいちばん S(4~8kg) 76枚

 
パンパース オムツ テープ さらさらケア S(4~8kg) 102枚

パンパース オムツ テープ さらさらケア S(4~8kg) 102枚

 

 

その3へ続く。

【育児】ベビーグッズの購入とレンタル その1

今回の出産は初めての体験だったので、ベビーグッズを揃えることについて、かなり頭を悩ませた。買う価値のあるものなのか、レンタルや中古、友人から譲ってもらうことは出来ないか、など。それぞれのグッズについて、悩んだポイントや決め手となった点について書いていきたいと思う。

 

結論からいうと、中古と友人のお下がりには手を出さなかった(手を出せなかった)。中古のマーケット自体には大賛成だけれども、個人的には中古を使用することに抵抗感があること、また、周りの友人で妊娠・出産を迎えてる人がほとんどいなかったので、譲ってもらう相手がいなかった。

 

ちなみに、ベビーグッズの購入やレンタルは、ほぼ全て夫と一緒に行った。夫にもしっかりと育児をして欲しかったので、使用者である夫・私の両方が気にいるものでないとダメだなと思い、各所に付き合ってもらった。

 

■ベビーキャリア(抱っこ紐)

今時は抱っこ紐と呼ばず、ベビーキャリアと呼ぶらしい。国産では、アップリカ、外国産ではエルゴ、ベビービョルンが人気だと思う。主要商品に価格差はほとんどなく、大体2万円。感覚値では、今一番人気なメーカーはエルゴなように思っている。でも私たちが選んだのは、エルゴではなくて、ベビービョルンのONE+ Airだった。この製品の良さは、何と言っても直感的にカッコイイ。メッシュで、少し都会的なバックパックのようにも見える。あと、デザインが使用者の性別を選ばないし、どちらかというと男性よりとも言える。個人的には、エルゴはとても女性っぽい感じがして、男性よりが使いにくそうに感じていたので、ベビービョルンだとそのデメリットがなかった。軽い、洗濯できる、というのはほぼ全てのベビーキャリアに共通することなので、あとは好みだと思う。

ONE+ Airは複雑な仕様に見えるものの、説明書の代わりに説明書DVDがついているので、簡単に装着することができる。

ベビービョルン【日本正規品保証付】 ベビーキャリア ONE? Air ブラック 093125

ベビービョルン【日本正規品保証付】 ベビーキャリア ONE? Air ブラック 093125

 

チャイルドシート

私たちは自家用車を持っているものの、通勤に車を使っているわけでもなく、共稼ぎ中の使用頻度は月2〜3回の程度だった(産休育休中は週1〜2回)。なので、そこまで高級だったり高機能なチャイルドシートは要らないと当初から思っていた。とはいえ、大切な大切な我が子を守るためのものなので、安価なものにもしたくなかった。ということで、高すぎない値段と高機能を求めて、有名メーカーの型落ちを探すこととした。

チャイルドシートを作ってるメーカーは、タカタ、コンビ、ピジョン、エールべべなど、他のベビーグッズにと比べて、かなり多くの会社が参入している模様。その割には価格割れしていないけれど。

今回購入にあたって比較対象とした機能は、以下のとおり。

  • ISOFIX取付か、シートベルト取付か
  • 座席が360度回転するか
  • 操作性が複雑でないか
  • 見た目がかっこいいか

この中で一番最後まで悩んだのは、ISOFIX 取付かシートベルト取付かということ。ISOFIX(「あいそふぃっくす」と発音するらしい)とは、最新の取付方法で、より安全性があがるらしいが、如何せん最新技術のせいか、価格が高い。

見に行ったお店の中で、赤ちゃん本舗は主要ブランドの最新製品を中心に、西松屋は手頃な価格のものを揃えていた。

いろいろ比較したところ、エールベベの西松屋限定の製品で、下記のリンクと同じような雰囲気の、シートベルト取付のものにした。結果として良かったのは、取付及び取り外しがすごい簡単だった。慣れたら、5分前後で取付も取外も出来る。あと使ってから思ったことは、360度回転という機能は、子どもを乗せるときに、とても役立つ機能だった。次買うときにも360度回転の機能がついているものを選ぶだろう。

 

その2に続く。

【妊娠録】妊娠中期

妊娠中で唯一心身共に平穏だったのは、妊娠中期だった。そんな妊娠中期でも悩み事は尽きず、仕事(&通勤)、「無許可でお腹触られる」問題、そして食べづわりに苦しめられた。

 

やっと吐きづわりが治った17週目頃から、仕事に復帰。6週間も仕事をしないのは初めてだったので、浦島太郎に近いような気持ちで臨むこととなった。妊娠前はフルタイム正社員で働いていたが、つわり明けでフルタイムで働く自信が無かったので、時間数を減らしてもらうこととした。復帰すぐは4時間勤務にし、それを少しずつ伸ばして、6時間で勤務させてもらっていた。朝遅れて出社し、夕方規定よりも早く帰ったことで、朝夕のピーク時に電車通勤しなくて済んだ。このことによって、8割くらいの確率で座りながら通勤出来ることになり、体の負担も緩和された。もし、今後後輩ママに妊娠中の働き方について相談されたとしたならば、まず最初に通勤列車で座れる工夫をすることをオススメするだろう。

 

通勤に限らず、外出時のカバンには必ずマタニティーマークを付けるようにしていたのだが、マタニティマークのもたらす効果については、実証実験をしているようだった。マタニティマークを付けていると電車内などで嫌味を言われる、蹴られるなどの危険性がある、ということをニュースやツイッターで見たりしていたので、本当にそんなことがあるのか、ビビりながらも少し興味を持っていた。ちなみに、私の解釈では、マタニティーマークとは「席を譲って欲しいです」というサインというよりは、万が一気を失って倒れたりした際に適切な対応や治療をしてもらうためのものだと思っていた。

結果、8ヶ月の妊娠期間中、電車内で他人から嫌味を言われたのは1回、席を譲ってもらう(声掛けのみも含む)のは2回、見ず知らずの他人(ショップの店員さんなど)から優しい言葉を掛けてもらったのは5回くらいだった。ちなみに、電車内で優先席・そうでない席問わず、マタニティーマークを見たと思われる後、寝たフリをする人に遭遇した回数は10回以上かもしれない。年代や性別問わず、寝たフリは人気なようだ。

見ず知らずの他人から優しくしてもらった経験は、忘れないようにしたい。そして、私も同じように、優しい言葉をかけたり、気持ちよく妊婦に席を譲ることの出来る人間でありたい。

 

少し話は逸れるが、通勤が出来るほどつわりから回復したことで自信を付け、夫と話題の「マタ旅(マタニティー中に行う旅行)」を行なった。元々海外旅行をするのが大好きだったので、台湾にでも行こうかと思ったが、流石に海外で万が一のことが発生しても対応出来ないだろう、ということで断念し、電車で2時間圏内にある温泉へ行くこととした。マタ旅が流行っていることもあり、多くの旅館がマタ旅プランを準備していた。我々が行った温泉旅館も、マタ旅プランとして、妊婦に優しい料理や部屋のセッティングになるものにした。30代で行く最後の夫婦2人旅となった(はず)が、次は子どもも連れて家族で行く旅行が楽しみで仕方が無い。

 

「無許可で腹触られる」問題は、個人的には全く解せなかった。妊娠中にお腹が膨らんでくると、おばちゃんにしろ、20代の人にしろ、何かに付けてお腹を触ってくる。しかも、善意で触るので、断るのが余計に厄介だった。流石に男性に触れることはなかったかな。お腹の中の子どもに話かけるパターン、脈絡もなく触ってくるパターン、「大きくなってきたね」と言葉と行動が一致しているパターンだがあったが、どれ一つとして嬉しいものは無かった。例えば、普段からハグをし合ったり、ボディタッチをし合う距離感で過ごしている人に触られるのであれば、まだわかる。そこまでも仲良くない人に突然触られると、危害を与えられるのではないか?という恐怖でしかないので、本当にやめてほしかった。過剰な反応かもしれないけれども、職場でこれを行うのは、マタハラでは無かろうか。妊婦だからと気遣ってくれるのは大変有り難い一方で、一言「お腹触って良い?」と聞くのは、大事なマナーだと思う。


また、この頃悩まされたのは、食べづわりだった。吐きづわりが終わると、食べることが楽しくて楽しくて。久々にまともに食べれるということで、最初はお腹がすくペースが早いのかな?なんて呑気に構えていた。が、実際は口の中に何かが入っていないと落ち着かない状態が続いた。外出先では飴、家や職場では無塩ナッツを用意し、なるべくカロリーと買い食いを減らすよう、心掛けた。

ただし、いくら心掛けていても、食欲は止まらず、体重が増加し続けた。検診に行った際に、ドクターや助産師さんから怒られることは無かったものの、期間中の体重の伸びが大きい時には、母子手帳に記載の体重に赤ペンで丸を付けられ、恥ずかしい記録が残る事となった。そしてこの体重増加が、妊娠中の次の地獄へと繋がるのだった。

【妊娠録】妊娠初期

妊娠中に訪れた二度の地獄のうち、1回目は、つわりだった。

 

前回の記事にも書いた通り、妊娠超初期の頃は、眠りつわり、そして頭痛に悩まされた。初めての妊娠だったので、つわりってこんなものかなぁと思いながら、適度に耐えながら生活をしてしていた。まだ安定期前ということもあり、職場で妊娠のことを言えず、「ちょっと頭痛が続いていて・・・」等言って、無理やり仕事をこなしていたような気がする。このような状態は、9週目くらいまで続いた。

 

そして訪れた猛烈な吐き気。10週目頃から16週目くらいまでは、何食べても吐く。適度にお腹は空くけれど、普段の10%くらいしか食べることが出来ない。麺類、ご飯類を辛うじて喉の奥にねじ込んでも、30分くらいしたらトイレに駆け込んでいた。一般的によく言われる、ある特定の何かが食べたいという衝動は無かったかも。しいてあげると、おうどん、トマト系スパゲッティなどを好む傾向はあったかもしれない。

 

飲み物もロクに取れない。飲めたのは、甘い炭酸水。フレーバーの無い炭酸水は飲むことが出来なかったので、甘さ&炭酸というのがハマったんだろう。中でも1番飲みやすかったのがオランジーナ。自分で徒歩3分の距離にあるスーパーに行くのも難しくて、仕事終わりの夫に買ってきてと連日LINEしていた。冷たい水も、この頃飲めた数少ない飲み物だった。常温のお水はダメ、お茶とか薄く味が付いててもダメ、とにかく冷たい水が良かった。

余談になるが、その後家庭にウォーターサーバーを設置した。ウォーターサーバーも世の中に数多くあって、選ぶまで難航したが、フレシャスのslatにした。決め手は、デザイン性の高さ、ボトル交換の簡単さ、そして子どものミルク作りが容易に行える点。

 

吐きづわりになってからは、あらゆる匂いが苦手となった。その中でも特にイヤだったのが、スーパーの匂い。スーパーは、お野菜、お魚、お肉の香りが混ざり合っていて、とにかく不快だった。もう一つ耐え難かったのは、電車内の体臭だった。ドブのような匂いがする口、キツすぎる汗の臭い、どう考えても過剰に振りかけてある香水。普段からも鼻が効く方だったと思うけど、この頃は警察犬並みの嗅覚だったので、ちょっとした匂いに敏感に反応しすぎて、その匂いを想像するだけでも吐いていた。

 

吐きづわりが酷くなってからは、どう頑張っても仕事が出来る状態になく、休職させてもらった。毎日職場に電話して、休みもらいたい旨伝えていたけれども、だんだんその電話することさえできないほど重症化していった。月曜に電話やメールをして、この一週間休みます、ということを繰り返しし行い、結局は6週間ほどお休み頂いたように思う。人手不足の職場だったけれども、悪阻による体調不良に寛容だったことについては、本当に助かった。

 

職場での妊娠カミングアウトについてだが、まず直属の課長に妊娠を報告した。幸い、上司はアラフォー且つ2人の子持ちだったので、妊娠中の辛さや不安定さを考慮してくださり、安定期までは上司と私だけの間で話を留めておこうということになった。だがしかし、私のつわりが酷すぎて、明らかに業務に差し障っていたこともあり、妊娠初期に同じ課の社員にまで妊娠情報を解禁した。同じ課のパートや、上司の上の人たち、同じ部の人たちにも伝えることになったのは妊娠中期頃だったように思うが、流石に職場のトイレでの嘔吐や欠勤を繰り返していたので、バレバレだったように思う。

 

まず朝起きて1番が辛い。身体を起こすと、まず間違いなく吐いてしまうので、呼吸を整えてベストな状態で起き上がる。ただ、整えるのも思い通りにいかず、なかなかタイミングが上手くいかず、ベッド横の洗面器にリバースしてしまうこともしばしば。深夜に目覚めてすぐリバースとかもあり、夫は横で寝ていて気が気ではなかったであろう。自分の身の回りのこともできないような状態では、家事を行うことも出来なかった。夫はだいぶ家事を頑張ってくれたが、夫が仕事中に1人家でしんどい状態が続くのは精神的にも辛かったので、実家に帰ることにした。


これだけ辛いにも関わらず、不思議なのは、産婦人科で脱水症状であることを示すケトン体が出ることは無かった。ツラさは数値で示すことが出来なかったが、間違いなく人生でトップクラスにしんどかったのだ。

【妊娠録】妊活〜超初期編

 つい最近出産したので、記憶が新しい内に妊娠・出産録を残しておきたいと思う。私的なことを公開することに対する恥ずかしさはあるが、もし仮に同じような状況で悩んでいる人がいたとしたら、このブログを読むことで気持ちが楽になる一助となれば嬉しい。あと、文字での記録を残すことによって、自分の思い込みで記憶を曲げることなく、子どもに対して説明してあげたいという想いもある。

 

尚、医療関係者では無いため、病名や治療方法については担当のドクターによる説明に自分なりの解釈を加えたものとなる。認識に誤りがあったとしても、その点はご容赦願いたい。


遡ること、妊娠前のお話から。社会人になってから激務のため、生理不順となった。また、学生時代から時々酷い生理痛に苦しんでいた。これらを解消するために、5年近く低容量ピルをを飲んでいた。メインで飲んでいたのは、トリキュラー。もう一種類試した気がするが、名称は忘れた。

 

その後結婚し、夫と家族計画について合意が取れたので、ピルの服用を中止した。ただ、何ヶ月か経っても思うように妊娠しなかったので、産婦人科に行った。ドクターの診断としては、「排卵しにくいかも」とのこと。本格的に調べることもできたけれども、まずはタイミング法とホルモン注射で試してみようということになった。タイミング法とは、子宮の状況を産婦人科医に見てもらい、排卵のタイミングにあわせて、夫婦生活を行うこと。この方法のメリットは手軽なこと、産婦人科に行く時間さえ確保出来れば、大した費用もかからない。デメリットは、何度も内診があること。無論、妊娠したら内診は頻繁に行うことになるが、台の上に乗って足を開く、あの独特の瞬間は何度行っても気分が良いものではない。ホルモン注射は、排卵しやすくするために、排卵日にホルモンを打つこと。これは医師でなくても打つことができるらしく、私は産婦人科のナースに打ってもらった。普通の注射の痛さで、特別痛いわけではない。

これらを経て、無事妊娠となった。1サイクルのみで妊娠に至ったのは、ラッキーだったのかもしれない。

 

というわけで、妊娠するために産婦人科に通ったりしていたので、妊娠検査薬に尿をかけて妊娠がわかった瞬間というのは、驚きは無く、淡々と喜んだ。当然のことながら、妊娠しているか、妊娠していないかの二択しか無いわけだから。この時の私の中での悩みは、夫への伝え方だった。産婦人科に通っている段階においても夫とも散々話し合っていたので、夫が驚く事がないだろうとは思っていたけど、こういう場においては真剣に真面目な顔で伝えるべきか、ポップに楽しく伝えるべきか、そんなアホみたいなことで思い悩んだ。思い悩んだことはしっかりと記憶しているのに、結局どのように伝えたかは忘れた。夫の反応も、過剰に喜んだりクールだったわけでもなく、盛り上がる前に産婦人科行こうという会話をしたように思う。

 

そして妊娠3週目と思われる週に、再び産婦人科へ。ところがどっこい、産婦人科に行ったのが週数的に早すぎて、胎嚢を確認する事が出来なかった。最近の妊娠検査薬は精度が良すぎて、早い週数でも妊娠しているかどうかの結果が出るが、医師が判定できるのは子宮に胎嚢が出来ていることを確定できてからとのこと。一週間後に改めて受診したところ、胎嚢が確認でき、ここで妊娠が確定となった。一方、母子手帳をもらうタイミングとしては胎児の心拍が確認出来てからとのこと。妊娠6週目にあたる週に改めて受診し、無事心拍が確認出来たので、市の保健センターに母子手帳を貰いに行った。

 

このいわゆる「妊娠超初期」と呼ばれる着床〜6週間くらいの期間の体調は、とにかく眠かった。私は元々よく寝る人間だけれども、この時期は仕事をしている時間以外は寝ていたといっても過言ではないくらい、長い時間をベッドで過ごした。また、頭痛が酷くて起きてられなかったというのもある。ドクターからカロナールを処方されていたけれども、胎児のためにもなるべく飲まない方が良いと言われていたので、殆ど飲まず、ただひたすら頭痛に耐えていたように思う。この頃はまだ吐き気は無かった。

 

ちなみに、心拍を確認するまでに、2つのクリニックにかかった。1つ目は、以前からかかっていた病院(上記でタイミング法などを行った病院)。この病院のメリットは、先生や看護師が穏やかで優しい、施設がキレイ、家から15分程度、入院する部屋は個室しかない、入院中の食事が美味しいらしいといったところで、心はほぼほぼ決まっていた。ただ、比較してみたくなり、もう1つのクリニックに行った。メリットは1つ目と大体同じだが、先生や事務受付の人が高圧的に感じたので、やめた。大病院、助産院などの選択肢があるなか、個人店舗好きな私は、小さなクリニックにかかりたかった。産院は、一定期間通う必要があり、大きなお金が動く、人生の一大事を経験する場所となる。したがって、インターネットの口コミサイトも検索しまくったり、実際に行ったりして、自分が本当に納得した場所を選んだつもりだった。これが妊娠中期で覆ることになろうとは、この時は微塵も思わなかった。