えみーのマイペースな毎日

夫&息子2人と暮らしながら、見たこと・聞いたこと・考えたことをマイペースに更新するブログです。

6月の読書録

7月ももう半分過ぎてしまいましたが、6月は、海外出張もあり、本を読むのに使う時間が沢山あったので、色々と読みあさっていました。

読んだ本の中で、気になったフレーズを以下に引用します。

Pは書かれているページ数を、「位置」とはKindle本におけるページ番号を意味します。 

 

東大教授が教える独学勉強法

東大教授が教える独学勉強法

 

 位置147 

そもそも、私たちは何のために勉強をするのでしょうか。私なりに考えてみると、それは生きていくための知恵を身につけるためだと思います。知恵というのは、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、例えば、人間が生きていくには、選択を迫られる場面が何度も出てきます。そういう場面において、「少し自信を持ってきめられるようになる」というのが本来の勉強の目的であり成果だと思います。

 位置948

それは1日に30分、何もしない時間をつくろう、ということだ。仕事の時間ではない。家族との団欒の時間でもない。1人になって、ひたすら自分の仕事について考える時間だ。「いま自分は何の仕事をしているのだろうか」、「これまで1年の仕事ぶりを振り返って反省点はないのか」、「自分の周りでよい仕事をしている人の仕事ぶりで参考になることはないのか」などなど、仕事についてじっくりと考える時間だ。仕事をするのではない。仕事について考えるのだ。

P127 

誰もが、ほとんどあらゆる分野について、素人です。ですからあなたの分野についてわかってもらうことは、あなたの仕事の一部なのです。あなたは、他の分野の人に対して、私の専門や私の仕事を勉強しなさいなどと言うことはできないのです。

異端のススメ

異端のススメ

 

 p16

林 ドイツの首相、ビスマルクの言葉に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というくだりがあるけれど、自分の行きている時代なんて短いわけで、親や祖父、祖母それぞれの時代の経験—結果的に、それが歴史になるわけだけれども―その術を、家族、子どもに教えないと蓄積されない。

 P192

人間は弱い生き物です。自分に実力がなくて物事がうまく進まないとき、本当に必要なことは、勉強や訓練により実力を少しでも上げることです。けれど多くの人がそうではなく、長時間働いたり、賢そうに聞こえる適当なコメントでごまかしたり、自己啓発本に逃げたりします。

人生の座標軸―「起業家」の成功方程式

人生の座標軸―「起業家」の成功方程式

 

 P26 僕は、知識、考える力、伝える力の3つの中で、もっとも難しいのは、この伝える力ではないかと思っている。それだけ、考えていることが伝わらないのだ。伝える力を育成するには、当然、言語処理能力が必要になる。可能ならば英語と日本語双方の言語における処理能力をもち、つねに高め続けることが望ましい。これに加えて、受けての感情を理解する心理学の知識、さらには詩的でアーティスティックな感性、人間力などが必要となるのだろう。

ソーシャルメディアで伝わる文章術

ソーシャルメディアで伝わる文章術

 

P152 【専門性を活かせること】

  • 得意なこと
  • やっていて楽しいこと
  • 周りに頼りにされていること
  • 普段からたびたびほめられること
  • 人に喜ばれたこと
  • 人の役に立っていること
  • 既に提供して報酬を得ていること

 

以下の本に関しては、特に引用なし。 

キネマの神様 (文春文庫)

キネマの神様 (文春文庫)

 

 

 

ここがヘンだよアメリカ人 (コミックエッセイの森)

ここがヘンだよアメリカ人 (コミックエッセイの森)

 

 

 

死ぬかと思ったH

死ぬかと思ったH

 

   

死ぬかと思ったWH (アスペクト文庫 A 2-2)

死ぬかと思ったWH (アスペクト文庫 A 2-2)

 

 

死ぬかと思ったTH(とりぷるえっち)

死ぬかと思ったTH(とりぷるえっち)

 

 

映画レビュー:ゴーンガール

ゴーンガール(Gone Girl)という映画を見ました。今まで見た中でも、最高傑作のひとつだと思っています。

 この映画の要は、ストーリーなので、出来ればストーリーについてはあまり触れたくないです。未見の人は、ネタバレを読まずに映画or本に臨まれることをお勧めしたいです。

 

この映画の魅力は以下の3点だと思っています。

1.身近にありそうな話

話の始まりは、どこにでもいそうな平凡な夫婦の話だと思っていました。終わった感想としても、どこにでもありそうな話だなという印象を抱きました(但し非常に極端です)。現実には起こってはいけない話ですが、ちょっとした夫婦のすれ違いがここまで大きな事件に発展していく過程が、無さそうなのに有りそうで面白いです。

2. 話の進行が2面から

最初は夫側のストーリーとして描かれますが、その中で妻の日記という形で少しずつ妻のことがわかってきます。また、途中からは、主役が妻という形で、ストーリーの軸が変わります。お互いの言い分の食い違いがわかりやすい形で表現されていることも物語の進行に夢中になってしまう一因であるように思います。

ちなみに、最近私が読んだ本、「その女、アレックス」でも途中から別の視点で描かれており、それがすごく斬新でした。ミステリー界では流行の傾向なのかしら?

3.対世間、対マスコミに関する戦略

対世間、対マスコミ被害者の家族がどのようにマスコミと向き合うか、そのことによって、世間はどのような反応をするかというのが描かれています。まるで、大統領選挙のように、一挙一動によって、残された夫の評価が上がったり下がったり。改めて、メディアの怖さや、発言権が大きい人の影響について考えさせられます。

 

ストーリーを理解した上で、もう一回見たいという気にさせられました。きっと多くの伏線が残されているので、その証拠探しがしたいです。

 

あと、主人公とその双子はボードゲームが好きなようで、ちらちら小道具としてボードゲームが写ります。もう少し余裕があれば、どんなゲームが使われているか、チェックしたかったです。 

 

また、あまりにも映画に引き込まれたので、原書を買いました。これから読みます。原書があって、それを結構忠実に映画化されたようです。ちなみに、映画の脚本は、原書の著者が書いたみたいです。 

Gone Girl: A Novel

Gone Girl: A Novel

 

 

最近購入したBluetoothイヤホンの評価

1ヶ月前にbluetoothイヤホンを購入しました。今のところ、iPhoneと接続して、音楽聴いたり、youtube見たりという用途で使っています。使用する中で感じるメリットとデメリットについて、まとめてみました。

 

 

メリット

(1)コードレス:iPhoneと有線で繋がっていないというだけで、こんなに快適なんだ!と目から鱗やら何やらが飛び出てしまうくらい、ストレスフリー。特に、歩いている時、満員電車、ingress中にストレスが無いのがありがたいです。

(2)設定・接続が簡単:購入して初めて使う際に、設定(30もいらない)するだけで、あとは自動的に繋がってくれるので、大変楽です。

(3)Bluetoothの電池量が接続機器上でわかる:これはiPhoneの機能なのか、Bluetoothヘッドフォンの機能なのかわかりませんが、接続中は常に電池量がiPhoneに表示されているので、充電のタイミングがわかって便利です。

(3)見た目がかっこいい:他社製品を見ていると、黒一色、白一色とシンプルなものが多い中、蛍光グリーン?イエロー?に惹かれてしまいました。まぁこれは好みの問題です。

(4)廉価:ヨドバシカメラ梅田にも見に行ったのですが、安くても5,000円を超えるものばかりでした。それと比べると、2,500円を切る値段設定に不安にもなりましたが、使用する上での目立った問題点や故障はありません。

 

デメリット

(1)充電の手間:普通のヘッドフォンと異なる点としては、充電が必要となる点。とはいえ、電池のモチは結構良いので、今のところ、そこまでストレスではないです。

(2)音質に不満足:普段聞く音楽の7割くらいがJazz & Bossa Nova2.5割がMusical音楽や映画音楽、0.5割がJ-POPなので特に感じるのかもしれませんが、低音が聞こえにくいのが残念です。ベース、バスドラムの音は、集中して聞かないと、鮮明には聞こえません。iPhoneの設定Jazzモードにしているので、低音が聞こえやすい設定にしていても、この調子です。一方、J-POP主体として聞くのであれば、あまり気にならないのかもしれません。

(3)サイズ感が海外用:耳の穴に入れるカナル部分が大きくて、長時間使用していると耳が痛くなります。クッション部分を小さいものに変えたことで改善されましたが、それでも未だちょっと大きすぎる印象です。

 

今後の課題:

一応スポーツタイプのもののようなので、今度ランニング時に使用してみたいと思います。

 

ドミニオン高槻会(第3回)に参加して、思ったこと(雑記)

67()ドミニオン高槻会 第3回に参加しました。所用により16時過ぎ~19時の短時間の参加となってしまいましたが、参加者が私含めて4人で且つ顔馴染みの方々だったので、安心して(?) 好きなように (?)プレイすることが出来ました(参加者は、主催のmoharimoさん、ふるたかさん、カッシーさん)3時間でプレイしたのは、「ドミニオン」を1回と「宝石の煌めき」を1回ですが、どちらも学びが多くて、面白かったです。

 

気持ち穏やかにプレイ出来たこともあり、私がボードゲームをする上で重きを置いていることについて整理してみました(数字は、優先順位を示します)

 

1.他人の思考を読むこと

ボードゲームを通じて、他のプレイヤーの思考回路や考え方について、少しでも理解出来たら良いなぁという希望を抱いています。考え方の傾向や癖など、ボードゲームをやればやるほど、その人の考え方や生き方が透けて見えるような気がします(大げさ?)。

そのように考えると、私自身、既存の人脈を更によく知るツールとして、ボードゲームを捕らえているのではないかと思います。一方で、初対面の人を相手にすると、表面的な部分のみの理解に留まり、1ゲームあたりの限界効用が低くなってしまいます(単なる人見知りの言い訳とも言うかもしれません)。既にある程度の関係性がある人とゲームをすることで、相手のことをより深く知りたいという思いが強いです。

 

2.自分で考えた戦略がどの程度通用するか

ボードゲームをすることは、ある意味で頭の体操みたいなもので、どのような戦術方法をとるか、相手の出方はどうか、といった点の組み合わせが無限だと思われます。ドミニオンアグリコラなど、メジャーなゲームの攻略本もあり、それらも大変参考にはなりますが、一般的な方法が必ず自分に合うとは限りません。強いと言われている方法を取り入れながら、ケースによって対応をどう変えるのか。プレイの流れに一石を投じるようなプレイを考えて実践し、その場で他のプレーヤーのリアクションが得れるというところが面白いと思います。

 

3.そのボードゲームの仕組み・コンポーネントに関する評価

これに関しては、ある種、マーケティング的な側面から見ている部分になるかと思います。何故そのような効果が設定されているのか、コマの素材はどうか、どういった層を狙っているのかなどなど。ボードゲームの仕組み考案者や制作会社の意図、パワーバランス、大人の事情を考えると、ものづくりやマーケティングの面白さを感じます。

 

4.勝ち負け
正直、勝ち負けはどうでも良いと思っています。どうでも良いと言うと語弊があるかもしれませんが、1ゲームで勝つことよりも、上記3つが満たされている方が、はるかに私の満足度は高い気がします。とは言え、負けが続くと不機嫌になるかもしれません。

 

なかなか忙しくて各種ボードゲーム会に行けてないのが現状ですが、上記を踏まえて、また自分なりのボードゲームとの付き合い方を探って行きたいと思います。

ドイツワインは「甘口」?「辛口」?

突然ですが、「ドイツワイン」と聞いて、

「甘口」という印象を持ちますか?「辛口」という印象を持ちますか?

 

「甘口」という印象を持つ方、きっと今まで高級なドイツワインを飲まれることが多かったのでしょう。

逆に「辛口」と思われた方は、今まで相当本数のドイツワインを飲まれた経験がある方なのではないかと推測します。

 

 

ドイツに限らず、ワインは「地理的表示のあるワイン」と「地理的表示のないワイン」の2種類に大別されます。

簡単にいうと、地名(州、村、畑など)がエチケット(=ラベル)に書いているかどうか、ということです。

(地理的表示に関しては、また別のタイミングでご紹介したいと思います)

 

ドイツワインの興味深いところとして、「地理的表示のあるワイン」の中でも、質の良いワインに格付けを付しているという点があげられます(レディカーツバイン)

その格付けの際に、要件となるのが、ブドウ果汁の糖度です。

 

背景として、有名なワイン産地の中でも、ドイツは特に冷涼な地域のため、ワインの原料であるブドウを作ることが困難です。

また、ブドウの果汁の糖度を上げることで、収穫が出来ないリスク(e.g.鳥に食べられる、熟しすぎてしまう)も高まるため、糖度を上げることは非常に難しいです。

 

このような状況のもと、

質の高いブドウから、糖度の高い果汁を使ったワインを作ることは難しいため、

生産量が少なくなり、価格が高くなります(経済学でいうところの「希少性」)。

従って、ドイツの甘いワイン=高級ワインという見方をすることが出来ます。 

 

一方で、ドイツで生産されるワインのうち、約7割が辛口ワインです。

ということは、確率的には、ドイツワインをランダムに選ぶと、辛口を飲んでいる可能性が高いです。

(好みの問題や予算の問題もあるので一概には言えず、非常におおざっぱな類推です)

 

ドイツの「甘口」ワインは高級、「辛口」ワインの方がマジョリティと覚えておくと、

レストランやお酒屋さんで「ワイン通」だと思ってもらえるかもしれません。

 

 

ドイツワイン 偉大なる造り手たちの肖像

ドイツワイン 偉大なる造り手たちの肖像

 

 

【読書録】人生確率論のススメ〜運でなく、確率を支配しよう〜

勝間和代氏の考え方でフィットするのが、常日頃から数字を意識して思考すること。

決して難解な事ではなく、

高級バッグの価値について、使用する頻度や回数を切り口に考えてみることであったり、

ケーキ切るときの大きさは、角度で考えるといった、すごくシンプルなことだ。

 

文系の大学生にとって、大学で学んで確実に役に立つスキルが「統計学」だと思う。

データと対峙した時に、どれくらい信頼度があり、どう読みとくか、

これを知っているかどうかで、仕事でのアプローチ方法も変わってくるし、

勿論日常生活でも十分に活用する事ができる。

 

一方で、自分の運の悪さを嘆く人の多さに驚きを感じている。

特にボードゲームをしていると、

負けた時や追い込まれた局面で「運が悪い」と言う人は少なくない。

 

「運が悪い」と嘆く前に、統計学を勉強することをおすすめしたい。

人生確率論のススメ (扶桑社新書)

人生確率論のススメ (扶桑社新書)

 

 

【読書録】デッドライン決断術ームダな仕事はネグれ!

住んでる地域の図書館が便利に利用できることが発覚したので、

ここ数週間だけど愛用している。

そんなこんなで読書量が増えるにしたがって、色々と読書録を書きたい本も増えて

積ん読」ならぬ「積ん書」と化しているので、少しずつ消化していこうと思う。

 

今日の一冊は、「デッドライン決断術ームダな仕事はネグれ!」。

挑発的なサブタイトルが吉越浩一郎氏らしい。

 

デッドライン決断術-ムダな仕事はネグれ! (祥伝社新書 175)

デッドライン決断術-ムダな仕事はネグれ! (祥伝社新書 175)

 

 

ムダな感想をネグりたいので、3行にまとめると

1. 仕事は決断がすべて

2.メールの返信を早くすることで決断力が鍛えられる

3.デッドラインを決めることで、重要なことに集中出来る

 

吉越氏の本を既に何冊か読んでることもあり、残念ながら新しいアイディアは無い。

とはいえ、仕事や人生における合理性を追求するためのTipが豊富なので、

日々のデッドラインを意識しながら生活してみたいと思う。