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Jazzと活字と、ときどき経済学。

Jazz、読書録、労働経済学(キャリア形成、女性の労働)、グルメ、ミュージカルなど。雑多に、不定期に。

【読書録】1月前半ーその女アレックス、楽園のカンヴァス、その他ー

1月前半は、無職で且つ風邪で寝込んでいたこともあり、普段より読書量が多い。

しかも、個人的にはめずらしく、小説を多く読んでいる。

折角の無職なので、心はビジネス書から離れたがっていたのかもしれない。 

 

その女アレックス/ピエール・ルメトール/文春文庫

正直、長い。長いけど、止まらない。

パリで起こった誘拐事件の解決を巡り、

何を信じていいかわからなくなるほど、ストーリーには、何度もどんでん返しが訪れる。

 

読めば読むほど、登場人物たちの過去について、もっと知りたくなる。

 

Amazonを見るとネタバレ含むレビューが多いが、

レビューは読まずに、とにかくこの本を手にとって読んでみて欲しい。

 

 楽園のカンヴァス/原田マハ/新潮社

これも読み出したら止まらない、絵画をめぐるミステリー小説。

これは今一番人に薦めたい本かもしれないなぁ。

 

アンリ・ルソーピカソに関する知識は殆ど持たず読んだが、

それでも置いて行かれることなく、自然とストーリーに引き込まれる。

 

この本を読むまで知らなかったのは、キュレーターという学芸員の存在

(キュレーターについてはWikipedia参照)。

学者、専門職としての仕事に加えて、

優秀な営業マンのような他の美術館などとの取引・駆引き業務もあることは意外だった。

 

 

恋の華・白蓮事件/永畑道子/藤原書店

ドラマ「花子とアン」にハマっていたこともあり、蓮様についてもっと知りたくなった。

何故、恵まれすぎている生活を捨ててまで、愛を求めたのか、

駆け落ちし、旦那には書簡という形で離縁を伝えたのか。

 

ドラマでは、仲間由紀恵が美しく演じていたこともあり、連様は魅力的だったけれども、

この小説や小池真理子の小説(白蓮れんれん )を通して感じたのは、

利己的で我儘だけれども、母性愛に飢えていて可哀想で立ち回り方が下手な人という印象。

不倫は良くないし、その点共感できるものは無いが、

時代が違えば、連様はまた輝けたのかもしれない。

 

 

ワインの科学「私のワイン」のさがし方/清水健一/ブルーバックス

テーマにされていることは、普段疑問に思うような気軽なネタが多いのに対し、

科学的にワインの旨味や酸味を紹介されており、他のワイン本とは一線を画している。

 

ちなみに、Kindleでこの本を読んだのだが、

文字がデータ化されているわけではなく、

ページをスキャンした形になっていたこともあり、読みにくかった。

解説に画像や表が用いられていることも多かったので、もう少し丁寧に読みたかった。

Kindleユーザーとして、もう少し快適に読めるようになることを願ってやまない。

 

クイズでワイン通 思わず人に話したくなる/葉山考太郎/講談社+α文庫

 

ワイン初心者から上級者まで、楽しくお勉強が出来る一冊。

クイズ形式で書かれていることもあり、単に受動的に読むだけでなく、

少し頭を使いながら読むことになるのが良いね。

 

 

今夜使えるワインの小ネタ 知ればおいしい!/葉山考太郎/講談社

 

葉山さんの本は、気軽に読めて面白いのが魅力。

この本も例外なく、笑いとワイン無しには、楽しめない。

 

性愛英語の基礎知識/吉原真里新潮新書

海外ドラマや洋画でよく耳にするけど、なんとなくしか理解出来ないのがスラング

スラングの中でも、恋愛・SEX関係の英単語やフレーズを紹介する本。

世の中に英語の本はあふれていても、

あまりスラングを解説した本は少ない(と思う)ので、読んで損は無いと思う。

 

余談にはなるが、学生時代に吉原真里先生の講演会に参加した。

吉原先生の『アメリカの大学院で成功する方法』や

『ドット・コム・ラヴァーズ ネットで出会うアメリカの女と男』で描かれている

吉原先生の赤裸々のご体験に憧れて、参加前からめちゃくちゃ意気込み、

勇んで質問を記憶がある。

当時は意識高い系だったので、きっと不躾な質問をしたんだろうなと思うと恥ずかしい。

 

ちなみに、ドット・コム・ラヴァーズは、

アメリカのオンラインデート事情を書いた本で面白い。

日本において、なかなかオンラインデーティングは主流にならないのはなんでだろう。