Best of 2017: 漫画編
2017年も終わりに近づいてきたので、今年の振り返りをしようじゃないかシリーズ第一弾。今年は、妊娠や育児の関係で外出が難しかったので、 Kindleコミックスや漫画レンタルを利用して、未だかつて無い量の漫画を読んだ。その中で個人的に好きだったものベスト5について述べる。あくまでも私が「今年読んだ」というだけで、今年出た漫画では無い。
5位 本日のバーガー / 才谷ウメタロウ、花形怜
ただただ、美味しそうなハンバーガーがストイックに紹介されていく漫画。ハンバーガーに特化しちゃって、3巻くらいで終わるんでしょ?と思ってたけど、現時点で7巻まで出てる。期間限定でも良いから、この漫画で出てくるバーガーを販売するお店が出来てほしい。よだれ止まらないので、深夜に読むのは危険。
4位 今日のヒヨくん 新米ママと天パ息子のゆるかわ育児絵日記 / やまもとりえ
数多く読み漁った育児漫画のうち、最も心に響いたのはコレ。単なる絵日記といえば絵日記なんだけど、見逃しがちな心の変化に気が付かせてくれる。絵が独特なのが、人によったら少しマイナスポイント?ほぼ毎日更新されるやまもとりえさんのインスタで、その後のママやヒヨくんについて知れるのも良い。
なんだかヤバい漫画と出会ってしまった、という感じ。ストーリーがある意味ぶっ飛んでる。でも理路整然と進んで行く感じ。読みながらこの先何が起こるか、真剣にわからない。日常の非リアルなような現実といえば良いのかな。コレも読み手を選ぶ絵かもしれない。
言わずと知れた、最近の名作。妊娠・出産に関して、数多くの病気を網羅し、片側の意見だけでなく、読む側に判断を委ねる形をしている。きっときちんと医学関係者にリサーチしているんだろうと思う内容も多く、エンターテイメントとしてだけでなく、勉強になる。ただ、これも絵がもうちょっと違ったらなぁと。サクラの髪型、なかなか真似出来ない感じでは無い。寝癖なのかな?あれを再現するドラマの綾野剛はなかなかすごい。
なんでもっと早くこの漫画と出会わなかったんだろう、と悔やむほどの名作。宇宙飛行士という大きな夢を追うストーリーで、子供の頃からの夢を追っかけることの格好良さと泥臭さ、そのどちらも描かれている。多国籍な人間が出てきたり、スケールの大きな話が出てくるけど、話に振り落とされることなく、適度なドキドキと起承転結、笑いも込みで楽しく読み進められる。宇宙兄弟、何より気に入っているのが、本当に嫌なやつがいないこと。時々出てくる嫌なやつも、読み進めて行くと好きになってしまっている。あと社会問題も次々出てくるのも、なかなか面白い。息子に早期に読ませたい作品。
5作選んだけど、ベスト10でも良かったかもしれない。他にもハマった作品や面白かった漫画もある。特に今年は、愛読していた東村アキコの東京タラレバ娘も海月姫も、どちらも終わってしまったので、なんだか寂しくなってしまった。でも介護休業中だった銀の匙が再開したのは嬉しかったかな。年々、女性向け漫画よりおじさん向け漫画が好きになってきている気がする。
ちなみに、先週からキングダムを読み始めたところ。キングダム最新刊まで追いついたら、ランキング入ってたかもしれないなぁ。まぁ来年のランキングでも良い。
漫画レンタルは、DMMコミックスを利用しているのだけど、早いし、価格も悪く無いしこれからも使い続けると思う。強いていうと、最新作は一時的に品切れ傾向があるかな。まぁこれはどのレンタルサービスや漫画喫茶にいっても発生する事象だと思われる。