【読書録】人生確率論のススメ〜運でなく、確率を支配しよう〜
勝間和代氏の考え方でフィットするのが、常日頃から数字を意識して思考すること。
決して難解な事ではなく、
高級バッグの価値について、使用する頻度や回数を切り口に考えてみることであったり、
ケーキ切るときの大きさは、角度で考えるといった、すごくシンプルなことだ。
文系の大学生にとって、大学で学んで確実に役に立つスキルが「統計学」だと思う。
データと対峙した時に、どれくらい信頼度があり、どう読みとくか、
これを知っているかどうかで、仕事でのアプローチ方法も変わってくるし、
勿論日常生活でも十分に活用する事ができる。
一方で、自分の運の悪さを嘆く人の多さに驚きを感じている。
特にボードゲームをしていると、
負けた時や追い込まれた局面で「運が悪い」と言う人は少なくない。
「運が悪い」と嘆く前に、統計学を勉強することをおすすめしたい。