ドイツワインは「甘口」?「辛口」?
突然ですが、「ドイツワイン」と聞いて、
「甘口」という印象を持ちますか?「辛口」
「甘口」という印象を持つ方、きっと今まで高級なドイツワインを飲まれることが多かったのでし
逆に「辛口」と思われた方は、今まで相当本数のドイツワインを飲まれた経験がある方なのではな
ドイツに限らず、ワインは「地理的表示のあるワイン」と「
簡単にいうと、地名(州、村、畑など)がエチケット(=ラベル)
(地理的表示に関しては、
ドイツワインの興味深いところとして、「
その格付けの際に、要件となるのが、ブドウ果汁の糖度です。
背景として、有名なワイン産地の中でも、
また、ブドウの果汁の糖度を上げることで、収穫が出来ないリスク(e.g.鳥に食べられる、熟しすぎてしまう)も高まるため、糖度を上げることは非常に難しいです。
このような状況のもと、
質の高いブドウから、糖度の高い果汁を使ったワインを作ることは難しいため、
生産量が少なくなり、価格が高くなります(経済学でいうところの「希少性」)。
従って、ドイツの甘いワイン=高級ワインという見方をすることが出来ます。
一方で、ドイツで生産されるワインのうち、約7割が辛口ワインで
ということは、確率的には、ドイツワインをランダムに選ぶと、辛口を飲んでいる可能性が高いです。
(好みの問題や予算の問題もあるので一概には言えず、
ドイツの「甘口」ワインは高級、「辛口」
レストランやお酒屋さんで「ワイン通」だ